Thursday, June 19, 2008

In memory of Edwina Froehlich



From Hathor the Cowgoddess.
http://www.thecowgoddess.com

Edwina Froehlich was one of the 7 Founders of La Leche League. She passed away at the beginning of June after a long and wonderful life. For more details, please see http://www.llli.org/edwina.html
You can donate to the special LLL memorial fund via a link on that page, or leave a comment for her family. Without Edwina and her co-founders starting LLL all those years ago, many of us would not be the parents we are today. The influence LLL has had on my own life, my kids lives, and the lives of so many other mothers and babies, is profound.

Here is the information in Japanese.
エドウィナ・フローリック
ラ・レーチェ・リーグ創設者の1人
1915年1月5日 ― 2008年6月8日
ラ・レーチェ・リーグ創設者の1人、エドウィナ・フローリックが2008年6月8日
(日)、脳梗塞により他界しましたことを謹んでご報告申し上げます。エドウィ
ナはアメリカ、イリノイ州、インバーネスの出身で、200万以上の販売部数があ
るTHE WOMANLY ART OF BREASTFEEDING (日本語版『だれでもできる母乳育
児』)の共著者でもあります。

1956年、エドウィナを含む7人の創設者はイリノイ州のフランクリン公園で集
い、自信を持って母乳で育てられるように役立つ情報を分かち合いました。それ
から間もなく、たくさんの女性がこのグループに関心を持ち、非営利のボラン
ティア団体としてラ・レーチェ・リーグが組織化されたのです。

生前のエドウィナのエピソードをご紹介いたします。

「その当時は、“乳房”という言葉を活字で目にしない時代でした。報道機関に自
分たちの団体名を知らせるときのことを考えて、私たちが何の活動をしているか
わからない名称を選ばざるを得ませんでした」 

そこで、創設者たちは団体名にスペイン語の“ラ・レーチェ(乳)” という言葉
を使うことにしました。それが草分け的な存在となり、ラ・レーチェ・リーグが
スタートしたのです。そして今やアメリカ国内すべての州と、日本を含めて世界
68カ国で活動を続けています。
THE WOMANLY ART OF BREASTFEEDINGは、これまでに8ヵ国の言葉に翻訳され英語
点字版も入手できます。また、その日本語版『だれでもできる母乳育児』も、皆
さまより根強い支持をいただいています。

もう1人の創設者、ベティー・ワグナー・スパンディコーはエドウィナにはじめ
て出会ったときのことを、次のように語っています。

「私はエドウィナの考えすべてに賛同しました。その一言ひとことにうなずき、
熱心に聞き入ったのです。はつらつとした姿にすっかり魅せられました」

エドウィナはラ・レーチェ・リーグ理事会のメンバーで、今までに何度かセクレ
タリー、会計、副議長の役職に就きました。また1956年から1983年まで、理事長
秘書を務めています。ほかの創設者の話によると、エドウィナは、どのようなこ
とでも最後まで成し遂げる精神の持ち主であったということです。ラ・レー
チェ・リーグで困難な状況にあったとき、エドウィナは次のように語りました。

「こんなことで、くじけないでおきましょう。皆で協力して乗り切り、うまく対
処しながら少しずつ解決すれば、私たちの本当の使命に取り組めます。私たちの
使命はほかのお母さんが満足のいく母乳育児をできるようにサポートすることです」

エドウィナはアメリカ、ニューヨーク州、ブロンクスのハーン家で、1915年1月5
日に生まれました。イリノイ州、シカゴのマンデュレン大学を卒業後、ジョン・
フランシスと結婚、3人の子どもに恵まれました。夫が1997年に亡くなってから
は、3人の息子、ポール、デイビッド、ピーターと、その3人の妻、そして9人の
孫に支えられて、その後の人生を過ごしました。

ラ・レーチェ・リーグ日本で活動する105人のリーダーと世界各国の約9000人の
リーダーは、  「1対1の人間的なあたたかみを大切にしながら、お母さんが
お母さんを援助する」という心のこもった母乳育児サポートに大きく貢献したエ
ドウィナの訃報に接し、深い悲しみに包まれています。  7人の創設者から私
たちが受け継いだ、母乳で育てたいお母さんを援助するという使命を、これから
もいっそう熱意を持って果たしていく所存です。

なお、8月23日と24日に東京で開催予定の第2回エリア・コンファレンス2008に
は、創設者の 1人、メリー・アン・カーウィンを来賓として招いています。半
世紀にわたる母乳育児支援の歴史を持つ、ラ・レーチェ・リーグからの最新情報
を得て、温かい励ましの精神を感じていただきますように、皆さまの参加を心よ
りお待ち申しあげております。

    ラ・レーチェ・リーグ日本 

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